期待値
離散型確率変数のとき(各値に各値の確率を掛けた総和)
連続型確率変数のとき(変数xに関数を掛けたものを積分)
その他公式
E[aX] = aE[X] (定数はそのまま外に出せる)
E[X + a] = E[X] + a (定数はそのまま外に出せる)
E[X + Y] = E[X] + E[Y] (単純に分解できる)
E[X – Y] = E[X] – E[Y](単純に分解できる)
E[XY] = E[X * Y]
分散
偏差二乗和の平均
V[X] = E[X2] – E[X]2 (期待値のXの2乗から期待値の2乗を引く)
V[aX] = a2V[X] (定数は外に出せるけど2乗)
V[X + a] = V[X] (定数は無視)
XとYが独立のとき
V[X + Y] = V[X] + V[Y] (単純に分解)
V[X – Y] = V[X] + V[Y] (足すなので注意)
XとYが独立でないとき
V[X + Y] = V[X] + V[Y] + 2Cov(X,Y) (独立でないときは共分散を足す)
V[X – Y] = V[X] + V[Y] – 2Cov(X,Y) (独立でないときは共分散を引く)
V[2X + 3Y + 5] = 22V[X] + 32V[Y] – 2*2*3 Cov(X,Y)
共分散
Cov(X,Y) = E[XY] – E[X]E[Y] (全部期待値で計算。XYの積の期待値からXYの期待値の積を引く)
相関係数
変動係数
標準偏差を平均値で割る
歪度・尖度
歪度
尖度
不偏性(不偏推定量)
不偏性とは、一言でいうと、期待値が母数と等しく「偏りがない」という状態のことを言います。そのため、
が成立するとき、θ(母数)の推定値(θハット)は θ の不偏推定量であると言えます。(nの大きさに関係なく、θハットの期待値はθ )
一致性(一致推定量)
一致性があるとは、一言でいうと、標本の数を無限に増やした時、母数と一致していく状態のことを言います。そのため、任意の ε(誤差項)>0 に対して
が成立するとき、θハットはθの一致推定量であると言えます。(nが大きくなれば、推定量θハットは真のパラメータθに近づく)
暗記用
E[aX] =
E[X+a] =
E[X+Y] =
V[X] =
V[aX] =
V[X+a] =
Cov(X,Y) =
V[X+Y] =