【学習記録】Udemy コーチングでメンバーが動き出す!リーダーシップ実践講座

  • 2023年5月7日
  • 2023年6月11日
  • 学び

いつもはマーケティングに関する記事を投稿していますが、番外編として私が最近学んだことを定期的にshareさせていただいています。

もし「そのテーマちょうど気になっていた」という方は、ぜひ今後の学習教材の選択肢の1つとしてお役に立てば幸いです。

今回私が受講したのは、オンライン学習サービス「Udemy」の「コーチングでメンバーが動き出す!リーダーシップ実践講座」になります。

最近自身のマネジメントに課題を感じていたので、コーチングというテーマについてはずっと興味があったのですが、なかなか学び始めるきっかけがなかったところ、オンラインで2時間弱で学べる本コースをみつけたので早速受講をしてみました。

↓こちらがそのコース

コーチングでメンバーが動き出す!リーダーシップ実践講座ケンタッキーフライドチキンで5000人を育て、離職0、生産性4倍を実現させた現場たたきあげの講師が、人の心を動かすプロセスwww.udemy.com

講師:森 泰造
人財育成コーチ
大学卒業後日本KFCホールディングス(株)入社。店長として着任した店舗は全て増益。人事部では新入社員研修改革を行い新卒2年以内の退職を0に。
2017年成果と育成で突き抜けるリーダーを育成する『みらい創世塾』を開塾。数多くのブレイクスルー事例を輩出している。2018年には台湾でも講演。個人コーチングのクライアントは100名を超える。
著書:「ケンタッキー流部下の動かし方」あさ出版社
   「最高の上司は、何も教えない。
    自分も部下も結果がすぐ出るマネジメントの鉄則43」ビジネス社
研修実績
・フジテレビジョン
・日本たばこ産業など

コーチング技術だけではなく、そもそもリーダシップにおいて必要なことからレクチャーがあり、必要なスキルとしてコーチングが指導されている点がまず良かった点です。

内容は行動心理学などの研究結果をもとに非常に納得感のある解説で信頼ができるものでした。

以下、私がコースの中で特に目から鱗だと感じたポイントについて学習記録としてまとめます。同じような課題感をお持ちの皆さんの気づきにもなれば幸いです。

魅力的なビジョンを共有する

リーダーシップにおいてまず重要なこととして魅力的なビジョンを掲げ、それをメンバーと共有して同じビジョンに向かって進むということです。

魅力的なビジョンは時には、メンバーと話し合いながら全員の共通認識として導いていくことも必要です。

ビジョンが全員にとって魅力的であれば、仕事に対してモチベートされ、あとは、リーダー⇔メンバー、メンバー⇔メンバーのコミュニケーションの質を向上させていくことで、組織は強いものになっていきます。

安心安全な環境づくり

メンバーとのコミュニケーションの出発点は、まずメンバーとの「安心安全な環境づくり」です。

つまりメンバーにとって「この人なら安心して相談できる」という気持ちになってもらうことがファーストステップということです。

こちらは有名な「マズローの欲求」の図になりますが、これになぞらえて、各メンバーが今どの段階にあるかを見極めながら対話をすることがよいという話がありました。

画像1
https://motivation-up.com/motivation/maslow.html

会社での環境でいうと

生理的欲求:仕事が与えられている状態
安全の欲求:安心して上司と話ができる状態
所属と愛の欲求:その組織で働き続けたいという状態
承認欲求:もっと自分の仕事の成果を認めてもらいたいという状態
自己実現の欲求:自ら課した目標を達成したいという状態

と表現でき、個々人をできるだけ上位の欲求状態まで引き上げることがリーダーの役割であるとしています。

なので、まずは安全の欲求の状態に導くことが必要となります。

成功したときの話から切り出す

くすぶっているメンバーを「安全な欲求」状態にするのに、よくリーダーがやりがちな失敗は、現在の状態について本音を聞いてしまうということです。

「最近、成績が悪いが、何が課題だと思う?モチベーションは低くなっていない?」

このように聞いてしまうと、メンバーにとっては、曖昧な言葉で社交辞令的に答えてしまうもので、結局本音を聞き出すことは難しいです。

このような場合は、本人が成功したときやモチベーションが高かったときのことをもとに話を切り出すことが有効になります。例えば入社の動機などは最もモチベーションが高かったときであることが多いため、そのような話題から切り出すことが有効だとのことです。

コーチングのフレームワーク

具体的に以下の質問を投げかけてメンバー自身に考えさせることを通して相互理解を深めていきます。ポイントは正解を求めず、本人に考えさせることで、アドバイスによって誘導はしないということ、そしてこれら以外の質問をして話をぶらさないことがコツということです。

①欲しい成果は何か
②成果を実現したことはどんな状態でわかるか
③いつまでに誰とどこで達成するか
④成果を出した結果、自分はどういう状態になるか
⑤成果のために今持っているリソースは何か
⑥さらに必要なリソースは何か
⑦リソース獲得における障害は何か
⑧成果の実現は自身にとってどのような意義があるか
⑨まず何から始めるか
⑩話をして気づいたことや感じたことは何か

更にここで出た障害に対する行動をテーマにまた、①からROUND2で同じように質問を通して導くことで、メンバーが自主的に考えて行動することにつながっていきます。

行動支援のポイント

また、メンバーの行動を支援することも大事になります。ポイントは以下です。

①ビジョンを共有する、行動に変換させる
⇒どんな行動がビジョンに向かっているのか共有する

②リーダーの大量行動
⇒自らビジョンを口にし、見本となる行動をする。相手を理解するためにコーチングを使う、賞賛する

③行動が価値あるものと認識させる
⇒ビジョンに沿った行動を見逃さず賞賛する仕組みをつくる

以上が特に私にとってポイントとなる気づきでした。コースでは他にもリーダシップの向上につながるノウハウが紹介されていましたので、興味のある方はぜひ受講してみてください。

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